食に繊細な成猫用キャットフード
猫ちゃんの中には人間とおなじで食の細い子もいます。
食べ物でも好き嫌いがある猫も多いのが現実的な問題です。
猫の一日に必要な栄養素が高脂肪で低線維質なものが必要です。
高脂肪な食べ物は 猫の活動エネルギーと、被毛の美しさを保つために必要で、
低線維質な食べ物は健康な胃腸を保つために必要になります。
これら以外にも、肉食動物の猫には肉も必要ですし、タンパク質や動物性脂肪も必要になってきます。
一日にかなりの栄養量が必要になってくるにもかかわらず、食が繊細な猫の場合、
必要なエネルギーを採取できない場合もあります。
出来るだけきちんと
毎日食べ残さずに食してくれるキャットフードを探すということが第一条件で必要になってきますが、
それでもなかなか食べてくれないという子もいます。
また、
小麦使用のキャットフードも考えものです。
ドライフードは硬いキャットフードですので歯の研磨作用があります。
猫の歯や歯茎の健康を考えるとドライフードを与えるのが一番効果的で健康にはいいのですが、
嗜好性の強い猫や食に繊細な猫は、ドライフードを食べない子が多いのも現実的です。
缶詰のキャットフードは、柔らかく、においも強いので、食べてくれる猫が多いです。
口当たりもよく、しっとりと滑らかに口の中に入るからだと思います。
ですから、食に繊細な猫ちゃんが好んで食べてくれるものというと、缶詰のほうが多いと思いますが、
この缶詰のキャットフードはコストパフォーマンス的には、あまりよろしくはないものです。
さらには、お留守番に不向きです。
この缶詰フードの場合には、ずっと置いておくということは不可能で、
30分くらいを目安に必ず捨てなければいけません。
ですので、食に繊細な猫ちゃんでも、なるべくドライフードで食べてくれるものを探す必要性が出てきます。
人間の生活スタイルがお留守番が多いようであれば、
必然的に
ドライタイプのキャットフードをあげることになると思いますので、職に繊細な猫ちゃんの場合には、
それを食べてくれないと健康を損なう恐れもありますので、十分に注意をしてあげる必要性があります。
猫ちゃんの好みと、どのドライフードの必要性があるのかを考えながら、キャットフードは慎重に選ぶようにしてください。